宮古市新里地区 24年2月10日

投稿日:2012年2月13日8:26 AM

-2011年3月11日東日本大震災後の支援を経験して、緊急時の避難所運営について

ミルクやおむつなど、乳幼児家庭が震災後に不足したものを特化して備蓄する方向を考えがちだが、(それも考慮した上で)もっと優先順位を高くするべきなのは「発電機」を備えた避難所を増やすことではないか。
震災直後、最も困ったのは「情報」断絶。停電によりすべての通信手段が停止し、支援の体制(物資の準備などのレベル)が整ってもそれを統括する部署が情報収集できずに、携帯電話で非効率的に動くしかなかった。結果、各避難所の状態を把握できずに現地へ向かうことが当初は多くなっていた。
「発電機」を備えた避難所が増えれば、電気が早期復旧、各避難所同士で情報交換を行うことができ、
・「老人(健常/要介護)」
・「子ども(子ども/乳幼児)」
・けが人の様子
などに応じて備蓄品の配送、管理がスムーズに行うことができる。そうすることで、総じて全避難者~乳幼児家庭への効率的な支援に結びつくのではないか。

-アンケートでは「子どもがいると他の避難者に迷惑をかけてしまうから、避難所へ行かなかった」など、乳幼児家庭が非常時にも関わらず遠慮してしまい、正当な支援を受けなかった姿も見えた

地域ごとに年齢層の偏りはあるものだが、乳幼児家庭に特化した避難所というのはあまり考えなくてもよいのでは。実際、震災直後各避難所にて「子どもがうるさいとにらまれた」「夜泣きで迷惑をかけた」など聞こえてきた。しかし、避難所により(ましてや緊急で避難所になった箇所も含めれば)広さもさまざまで、移動手段も限られる。非常時ではあるが大人は我慢ができる。「赤ちゃんがいることで避難所が少し和らいだ」との声があるのも事実。住民が一番助かるのは(とりやすい避難行動は)、近隣の避難所へ行けば、行政により(前述のような)しっかりした情報交換が行われた上で、避難生活・物資配給が受けられること。
行政に今必要なことは、「モノよりシステム」を緊急時のために備えておくことではないか。

-我々市民が緊急時に備えておくべきことは

行政側にも言えることだが、常日頃から形成して欲しいのが
・「安心感」の形成
・「絆」づくり
「行政⇔子育て支援事業者」「子育て支援事業者⇔保護者」「保護者⇔子ども」・・・・想像力や包容力を持って、非常時の「安全」な場所、子どもが「安定」して遊べる場所、親が「安堵」できる場所、そういった「安心感」の創造をいかにできるか。それが親子間の「安心感」、夫婦間の「安心感」、子ども同士の「安心感」につながる。そしてその「安心感」が「絆」の源となり、非常時にその「絆」が力になる
まずは家庭、学校(保育園、幼稚園)、隣近所、地域、市町村、県、国それぞれが「絆」を結ぶ相手づくりを始めて欲しい

(子育て支援にも携わった宮古市民 男性)